湖周地区最終処分場整備に係る地下水流動調査業務の進捗状況(測定機器設置)

2020年6月24日

最終処分場建設計画地周辺を流れる河川である上野川(支流である板沢川、鴻の田川含む)及び沢底川の各流域における地下水の流動状況を把握する調査を実施しております。

 

今回は、最終処分場建設計画地に各種測定機器の設置を行いました。

 

・水位計

河川(渓流)の水位を自動で観測する機器。

水位と流量は相関があるため、水位を観測することで流量に換算する。

河川(渓流)の地表水は、物質を下流部に運ぶ基礎的な要素であり、

これにより、流域内の水の移行過程の検証が可能となる。

 

 

・三角堰

水位計を設置するために必要な堰。

河川の地形は刻々と変化してしまうが、堰を設置することで安定的な水位観測が可能になる。

 

 

・テンシオメーター

土壌水のエネルギーを観測、自動記録するための機器。

地表にもたらされた水が、どのくらいの速さで地下水を涵養するのかを観測する。

これにより、地表水と地下水の交流関係を検証する。