湖周行政事務組合において、令和2年4月1日から令和2年9月30日までの予算、執行状況及び令和元年度決算を公表しましたので、お知らせします。
公表内容は、添付資料をご覧ください。
湖周行政事務組合において、令和2年4月1日から令和2年9月30日までの予算、執行状況及び令和元年度決算を公表しましたので、お知らせします。
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最終処分場建設計画地周辺における電気探査業務の状況を把握するため、現地視察を実施し、板沢地区最終処分場建設阻止期成同盟会の役員の皆様をはじめ、辰野町の担当職員の方々にもご出席いただきました。
当日は、辰野町の平出区コミュニティセンターにて、組合側から今回の調査目的と今後の調査の方向性等の説明を行いました。その後、電気探査業務の現地である建設計画地(諏訪市板沢区)へ移動し、調査手法や調査状況についてご確認いただきました。
記
【開催日】
令和2年8月6日(木) 午後1時30分~午後3時00分
【場 所】
平出区コミュニティセンター(調査に関する説明)
諏訪市大字湖南字青山8300番4他(電気探査業務現地視察場所)
最終処分場建設計画地周辺を流れる河川である上野川(支流である板沢川、鴻の田川含む)及び沢底川の各流域における地下水の流動状況を把握する調査を実施しております。
今回は、最終処分場建設計画地に各種測定機器の設置を行いました。
・水位計
河川(渓流)の水位を自動で観測する機器。
水位と流量は相関があるため、水位を観測することで流量に換算する。
河川(渓流)の地表水は、物質を下流部に運ぶ基礎的な要素であり、
これにより、流域内の水の移行過程の検証が可能となる。
・三角堰
水位計を設置するために必要な堰。
河川の地形は刻々と変化してしまうが、堰を設置することで安定的な水位観測が可能になる。
・テンシオメーター
土壌水のエネルギーを観測、自動記録するための機器。
地表にもたらされた水が、どのくらいの速さで地下水を涵養するのかを観測する。
これにより、地表水と地下水の交流関係を検証する。
最終処分場建設計画地周辺を流れる河川である上野川(支流である板沢川、鴻の田川含む)及び沢底川の各流域における地下水の流動状況を把握する調査を実施しております。
今回は、最終処分場建設計画地周辺の水源(11箇所)から採水を行いました。
今後、成分分析を行うことで「溶存イオン」「安定同位体比」等を明らかにしていきます。
これにより、水の起源や年代、地下水の流動経路及び河川水と地下水の交流関係を検証していきます。
※「溶存イオン」とは
・電気を帯びた原子を「イオン」という。
・海や川、雨水などは純水ではなく、様々なイオンが溶け込んでいる。
・採水場所ごとに性質(水質)が異なる。
・それらを分析することで、水の起源や年代が明らかになる。
※「安定同位体比」とは
・同じ性質を有する原子でありながら質量数(重さ)が異なる原子を「同位体」という。
・同じ「水」であっても、存在する場所によって水分子を構成する「酸素」と「水素」の「同位体」に違いがあり重さが異なる。
・それらの質量を解析することで、地下水の流動経路等が明らかになる。
最終処分場建設計画地周辺水源(鴻の田第1水源)
最終処分場建設計画地周辺水源(有賀水源)
採水状況
採水状況
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